アバター画像田村友輝

2025/7/14

中期経営計画発表会&社員研修を通じて

なぜ私たちは社員教育を続けるのか

〜事業を一時止めてでも、全社員が集まる価値〜

先日、弊社では中期経営計画の共有とともに、全社員を対象にした一日研修を実施しました。

この日は、私たちが運営する飲食店の営業も一時的にストップ。

道の駅「釜戸ごはん 春夏秋冬食堂 gen-ten」だけは、パートナーさんたちの力を借りて営業を続けていただきましたが、

それ以外の事業の営業はすべて止め、全社員が一堂に会しました。

なぜ、事業を止めてまで研修を行うのか?

DXややり方、売り上げアップなどの仕組みなど簡単に飛びつきやすいものを先に導入し、何度も失敗してきました。

なのでまずスタートは目的をはなし、どこへ向かうのか、どうやっていくのか、どれぐらいのスピードでいくのか。
これを伝えました。

こういった対話する時間がこそが、これからの私たちにとって最も重要だと思ってます。

もちろん、日々の営業は大切です。お客様への対応も、売上も、目の前の業務も欠かせません。

けれど、組織として“どこに向かっていくのか”を共有すること、そして“誰とどう歩んでいくのか”を確認する時間は、それ以上に重要だと私は思っています。

日々の業務の中ではなかなか見えない「仲間の想い」や「自分の思考の癖」、

そんな見えない大事なこととじっくり向き合うためには、あえてすべての業務を止めるくらいの覚悟が必要だと感じています。

続けてきた社員教育と、その理由

私は30歳の頃からずっと、「社員教育を継続すること」に強い思いを持っています。

一人や二人でやれる事業であれば、個人のスキルや感覚で乗り切れるかもしれません。

でも、私たちは清掃事業、環境整備、飲食店5店舗という多岐にわたる業種業態を運営し、社員も25名を超える組織です。今後さらに30名、40名、50名と増えていく中で、個人プレーではなく“チーム”で成果を出していく力が必要です。

教育には時間もお金もかかります。

けれど、教育は「コスト」ではなく「未来への投資」だと、私は信じています。
MGの中で何度も耳にしている

教育はすべての業務に優先する」
まさにこれですよね

理念と価値観を共有できる仲間と

今回の研修前の
中期の報告と社長講和でも改めて伝えました。

「働く環境」は何より大切。だからこそ、私たちの会社の価値観と合わない人に無理をさせたくないし、ミスマッチで不幸になる人を増やしたくないのです。

私たちがともに働きたいと願っているのは、こんな人たちです:

  • 理念や価値観を大切にできる人

  • お礼がきちんと言える人

  • 思いやりを持って行動できる人

  • 気持ちの良い挨拶ができる人

  • いい仕事をするために努力を惜しまない人

  • 自分のあとを考えて、次の人のことまで考えられる人

こういう人たちと一緒に働き、会社を創っていきたい。

私は心からそう思っています。

そして、そんな人たちとなら、どんな困難にも立ち向かっていける組織になれると信じています。

自分を知り、仲間を知る「EGセミナー」

今回の研修では、講師の中村やすさんをお招きし、「EGセミナー(エマジェネティックス)」を実施しました。

EGとは、脳科学と心理学に基づいて「思考と行動の特性」を4色(青・赤・緑・黄)で可視化するツールです。

簡単に言えば、「自分はどういうタイプの人間なのか」「仲間はどんな考え方や価値観を持っているのか」を理解し、違いを受け入れていくための研修です。

私は「黄赤中右右」タイプ。

自由と変化を好み、自己主張が強めだが柔軟性がある。

だからこそ、秩序やルールを重視するタイプの仲間と、すれ違いが生まれることもあります。

でも、それは「間違い」ではなく「違い」

壁に描いた絵ひとつとっても、人によってアプローチは全く異なります。

その違いを知ることで、自分の強みを活かし、苦手なことは仲間に補ってもらいながら、チームとしてより強くなることができる。

自分の“普通”は、相手の“普通”ではない

昨日の対話の中で改めて感じたのは、「自分にとっての普通は、他人にとってはそうではない」ということ。

私は自由が好きで、きっちり管理されたルールや時間に縛られるのは苦手。

でも、逆にそういった「秩序があること」で安心できる仲間もいる。

わかっちゃいるが改めてそれを知れたことが、本当に大きな収穫でした。

目的を共有し、前に進む

私たちが働く目的は何なのか?

生活のため、家族のため、それももちろん大切。

でも私は、「誰かに必要とされる仕事」「ありがとうと心から言われる仕事」が、最終的に人の幸せややりがいに繋がると信じています。

お客様に寄り添い、仲間を思いやり、地域に元気を届ける会社。

そんな会社でありたいし、そんな組織を共に創ってくれる仲間と歩んでいきたいと思っています。

さいごに

中村やすさんのたくさんの事例のシャワーは、私自身にも多く気づきがありました。

日々の経営の中で迷いが生まれることもありますが、実際の事例から学ぶことで道が見えてくることもあります。

今後も新しい仲間が入社した際には、この「EG」を導入していこうと思います。

まずは自分を知り、そして仲間を知る。

そこから始まるチームづくりが、会社の土台になっていくと信じています。

教育を止めない。


みんなでエネルギー創造していきます。
参加してくれたスタッフ、留守を守ってくれたパートナーさんたち本当にありがとう!!!!

やすさん
還暦おめでとうございます。

◾️廃棄物リサイクル事業
一般廃棄物収集運搬(栃木県下野市)
産業廃棄物収集運搬(栃木県/茨城県/埼玉県)
粗大ゴミ(下野市/小山市)
小型家電リサイクル・紙類リサイクル
遺品整理/生前整理
◾️環境メンテナンス事業
小型・大型浄化槽維持管理(栃木県※宇都宮市を除く)
小型・大型浄化槽清掃(下野市)
現場仮設トイレ汲み取り清掃(下野市)
グリストラップ清掃(栃木県/茨城県/埼玉県)
◾️環境整備事業
トイレ診断士によるトイレメンテナンス
清掃作業全般
排水管高圧洗浄
リニューアル工事
メンテナンス工事
◾️IBUKI_Works
不用品回収
廃材をリペアした商品販売

PROFILE

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1976年生まれの国分寺産業代表。座右の銘は『人生成り行き』と『万事塞翁が馬』。趣味はサウナ巡り、ゴルフ。
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