しかもこうやって酒を飲みながら語り合うのはもう6年ぐらいぶり?では。
場所は小山のてっぱちさん。
ここはスタッフも気持ちよく、料理も美味しいです。
料金もリーズナブルですし、おすすめです。
親父は会っていきなり、
「俺さぁ今日楽しみにしてて、朝から何にも食べてないんだよ」
と開口一番、「子供か!」ってツッコミを入れてやりましたが、非常にその表情は満面の笑みでした。
兄貴と高橋君(姉の旦那さん)と親父と俺。
昔はよく、茶の間で喧嘩したなぁ~と話になった。
親父が高尚なうんちくを並べ、俺が反論しまくり、兄貴がちょいちょいなだめ、それを最初から最後まで笑顔でうなずいている高橋君、昔よく田村家にあった光景が今日もデジャブのように繰り広げられました。
しかし、もう僕も大人になったのか、昔のような噛みつくような反論などはしなく、本当に親父の一言一言を噛みしめながら、聴き入りました。
まぁ~????と思うところもあったが、いい話をしてました。
あと何回親父と酒を飲めるかなぁ~と考えたら、多分10回もない気がして、感慨深く酒を交わしました。
親父は今、小山で一人暮らしをしており、リフォームの営業をしてるという。
僕はこの親父を恨み、怒り、苦しみ、裏切られ、そして殺そうと出刃包丁を手にし、警察に補導された過去があります。
だれがこの時を想像できたでしょうか?
僕が大人になったのか、それとも親父が歳を取ったのか。
もしかしたら親戚一同ビックリ仰天の画像です。
それぐらい親父と僕の関係は過酷な問題でした。
少しは親孝行出来たかなぁ。
うちの子供の画像を見せたら、「俺(親父の)の小さい時にそっくりだ!」と言っていた表情も何とも言えない気持ちになった。
10時30分に店を出たら
「もう帰っちゃうんか?」
と寂しげに言っていた表情もなんだか後ろ髪を引かれたが、「また飲もうぜ!親父!」と堅い握手が余計に寂しくもあった。
本当に俺を生んでくれてありがとう。
長生きしてくれ!
芋焼酎がいつもよりも鼻にツンときた夜でした。