前回行かせて頂き、旭が丘団地の区長さん、泊浜の区長さん、会長さんとコミュニケーションを取っていたため、今回はスムーズに支援体制が整いました。
行く前に今必要な物などを聴かせて頂き、少しでもお役に立てれば・・・との思いで行かせて頂きました。
泊浜は南三陸町役場から約20kmのところにある漁師街。
見渡す限り海。
小さい半島の最奥に位置する場所にあります。
行き止まり…。
行き泊まりの泊まりで
泊浜と呼ぶそうです。
今回もJapan元気塾の愉快な仲間達と。
心友の加藤ちゃん、けんちゃんを始め、もう絆がかなり深まった星くん率いる新明建設軍団・けんちゃん、黒須くん、レオナ。
料理職人の井上さん、そして義理の弟の雅人。
そのほか、今回はうちの社員の宮城出身のポンチョも行くことに。
・ポンチョ
この泊浜は被災後しばらく音信不通で、道路も崩壊しこの地区に向かう唯一の橋も崩壊し、逃げる道もなく、外部との連絡手段も全く無かった集落。
この絶望的な状況で、この地区の大人、消防団の若者や高校生達で安否の確認、避難している方々の救助にあたったとのことです。
その時に何とか外部と連絡を取り、道が寸断されているため、海からの救援物資をもらったと。
海軍と米軍に助けられたと。
その後、行政に掛け合っても復旧してくれない道を自分達の力で簡易的な道路を作ったそうです。
(今回俺たちが行けたのもこの道のおかげです)
もちろん電気水道は止まってます。
水は避難所の井戸水を薪で沸かし、食事は飼っていた鶏を食べていたと話されていました。
しばらく生存者の消息不明だった集落。
今回、ここで炊き出しを行なったのですが、泊浜の皆様の地元愛と漁師魂の強さには本当に涙と感動を頂き、そして何よりも勇気を頂きました。
居住区は高台にある家のみ無事、それ以外は被害範囲も大きく、ライフラインもいまだまったく復興の見通しはつかない。
現在、泊浜では619人の方が生活されているんですが、
こんな過酷な境遇の中でも、ほとんどの方は集団避難はしない。
一部避難所に向かわれた方もいたみたいだが、結局避難された方も強い地元愛に途中で引き返してきたとのこと。
自分達がこの街を捨てたら誰がこの街を復興させていくの?
自分達がこの街を捨てたら誰が東京や関東、西日本の方々に新鮮な魚介類を届けるの?
自分達がやらなくて、一体誰が?
高橋会長さんはそう涙ながら話してくれた。
皆さんの話を深く聞いていると、やはりまだまだ必要な物質や道具がたくさんある。
今回の画像をご紹介。
・漁師さんの大切な道具。一個2000円以上する
・相変わらず美味いラーメンを提供し続けるけんちゃん
・子供達と戯れる新明建設の星君
・ここのトイレ事情
・(株)アメニティの同志の方々から頂いたV-ZERO(除菌スプレー)を会長に皆様の代わりに届けさせて頂きました。
・週末合流した弊社の仲間。竹村部長、石塚主任、大ちゃん
・今回一緒に集まった物資を仕分けしてくれ、被災地に勇気を届けに来て頂いたタレントの麻木久仁子さん。気さくで愛の深い方でした。左はカツ。
・緊張した~~w
・泊浜の朝焼け
・朝日
・お月様
・現地のおばちゃんと。泣きながらありがとうと。こちらこそ。自分の祖母と似てる。
こうやって被災地へ5回も行っていると、もっと支援が必要で、もっと力があればと・・・痛感しております。
しかし皆様からたくさん応援していただいているお陰で活動できており、なによりも皆様の真実のお金と物資を代理として運んでいることを誇りに思っております。
しかし、まだまだ足りていません。
是非力を貸してください。
今月の26日27日に泊浜へ行かせて頂きます。
もし一緒に行きたい人がいればご連絡ください。
そして下記に必要な物資などの詳細を載せておきます。
いつもありがとうございます。
田村友輝拝
そして塾長の加藤もこう言っている。
下記を参照してください。
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今、俺達はこうやって被災地の支援をさせてもらっているが、これも皆様から物資や義援金の多大なるご支援を頂いて
いるからなんだなぁ、と改めて実感する。
こうやって数日間被災地を回り、物資を届け、毎日炊き出しをやっていると1回の被災地支援で40~50万位かかる。
物資の保管費、トラックの手配代、炊き出しの材料費、交通費、ガソリン代……。
実際に被災地支援をやってみて初めて分かった。
持ち出しでなんとか補える額ならいいが、到底俺一人の力ではできない。
人一人の力なんてたかが知れてる。
本当にいろんなお金がかかるし、協力者や知識も必要になってくる。
でも、こうやって皆々様のご支援を頂いていると、小さな力も集まれば本当に大きな力になるんだ、ということを身をもって実感しています。
そして、その大きな力はたくさんの人の命を繋ぎ、笑顔を広げ、希望、愛、絆となり復興が具現化していく。
そう考えると、さっきは人一人の力なんてたかが知れてる、なんて言ったけど、一人の力って本当に大きくて尊いんだな、と思います。
改めて、こうやって被災地支援を皆々様の代理としてさせて頂けることに心から感謝したいと思います。
いつもご支援、ご協力頂いている皆々様方、本当に有り難うございます。
そこで、また皆々様にお願いがあります。
現在も、義援金や物資の募集をしており、たくさんのご支援を頂いておりますが、正直まだ足りておりません。
ですので、今一度皆様方のお力をお貸しして頂けませんでしょうか?
資金がなくなれば、被災地の支援活動を続けることはできません。
物資が集まらなければ、被災地に愛も絆も届けることができません。
少しでも構いません。
皆様方の優しさや愛情がたくさんの命を繋ぎ、笑顔を広げます。
いつもお願いばかりで恐縮ですが、ご支援、ご協力の程よろしくお願い致します。
愛と感謝をこめて。
加藤秀視
以下は現在募集している物資と義援金についての詳細になります。
【義援金のお振込先】
★栃木銀行 鬼怒川支店
Japan元気塾事務局 赤羽 恵(アカバネ メグミ)
(普通)1003949
※お振込みの際に関しまして、『お名前』と『災害』と記載の上、お振り込みください。
【現在募集している物資】
・飲料水
・日持ちする食材
・野菜ジュース
・味噌
・醤油
・炊飯器
・フライパン
・汁鍋
・まな板
・包丁
・おかず鍋
・ウェットティッシュ
・赤ちゃん用おむつ
・下着(男性用、女性用両方)
・生理用品
・紙コップ
・どんぶり(使い捨てのもの)
・歯磨き粉
・電池(単一)
・卓上コンロ
・ガスボンベ
・LEDライト
・灯油
・ブルー シート
・スコップ
・バール
・かなづち
・長靴(男女用)
【物資送り先】
株式会社創栄Group内
Japan元気塾事務局
〒321-1274 栃木県日光市土沢1855-5
・ダンボールに梱包して中には1種類のみを入れて発送して下さい。
・ダンボールの表面に大きな文字で「Japan元気塾救援物資」と記載して、「中
身」の記載をお願いします。
・救援物資はできるだけコンパクトにまとめてお送りください。
・現在は、上記の救援物資をより早く被災地にお届けする予定ですので、他の救
援物資については、発送しないようにお願い致します。
※発送して頂きたい救援物資は現場の状況で随時変化しますので、発送前に確認
をお願いいたします。
【お問い合わせ】
株式会社創 栄Group内
Japan元気塾事務局
TEL: 0288-23-8123
Mail:shushi_ranger@yahoo.co.jp