リアル。。

いきなりですが、21世紀になって住みやすく(生きやすく)なっただろうか・・・
人の周りはドンドン便利になっていく・・・
それとは反比例して何かが、何かが駄目に、違う方向に向かって行っている気がしてしょうがない。
まぁどの時代でも抱えている問題は数多くあるだろうし、あったに違いない。
今、21世紀を歩んでいる私たちはどうだろう?
利己的になってはいないだろうか・・・
自分を俯瞰から観たときにどうだろう・・・
私は、決して100%出来ていないが、稀薄になりつつある人間関係をより濃いものに、よりぶ厚いものに、紡いで繋いでいく努力はしているつもりではいるが、どうだろう?何事も前向きに、車の駐車も前向きに(?)しようと努力?いやそれさえも前向きに考えているが・・・

昨日のニュースでは親が約2ヶ月間子供を放置し、1歳の子供はミイラ化してしまい、5歳の子供は生ゴミや生米で命を繋いでいた驚愕な話など・・・
「え?」
っと思う事件が多い昨今。
もっと身近の話になれば、先日近所で焼身自殺があった・・・
亡くなられた方は私の一つ年上で、家も数百mの同町内、育成会の野球、中学校の部活も同じだった小さい頃よく遊んだり、一緒に帰った先輩・・・
生い立ちの辛さ・・・親の介護・・・社会の厳しさ・・・人間関係・・・
景気は良くなっていっていると世間では言っているが、それとは反比例するかの如く、人と人の奥深くは下降を辿っているのでは・・・
先輩が亡くなられる一週間前に先輩の叔父さんに話をされた。
「いや~参ったよ。甥っ子が引き籠もっててさ。それに加えて、その母親が認知症、父親が肝臓の病気を患っててさ、甥っ子が相談に来たんだけど、俺んちも家内が身体障害者だしよ。なんとか甥っ子がよい方向に向かえば良いんだけどな~。」っと。
それを一週間前に聞いていた私は、訃報を耳にしたとき背筋が凍り付くような悪寒が走り、他人事ではない圧迫を感じた。
決して世の中のせいではないと思うが、もうちょっとこの辺りに光を当てて考えないといけないと思う。
これからもっと深刻になる高齢化社会。うちもそうだけど・・・
政治家、宗教家、良いことを言うのは簡単だが、リアルなものを肌で感じ、生の声を捉え、活かして欲しいと切に願うと共に先輩のご冥福をお祈り致します。どうかよい来世を。

活きた言葉をより多く交わし、助け助けられの地域の街創りに貢献できたらなっと、我思ふ。。
こんな思いはしたくないしさせたくない。

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