エグイ画像が苦手の人はご遠慮下さい。

12月29日仕事納めのこの日事故は起きた。
11:30よりさかのぼること30分前、僕は各ドライバーに電話し、「今日は最終日だから気を引き締めて安全運転して、最後ピシャっと締めようぜ」と言っていた。
小池と先日、純と直した可搬式ポンプを持って現場に行き、そこを早く済ませ、次の現場をおわさないという、心ここのあらず状態に入っていた。
この日は朝から何だか調子がおかしく、寝坊はするわ遅刻はするわ最終日なのになんだか集中できず一日が始まってしまった。
この機械に挟まった諸先輩方は皆指を落としていて、挟まった瞬間痛みより「あ~指が無くなったな~」と何故か冷静な自分がいた。
かなり落ち着きながら、すぐポンプの電源を落とし、兄貴に電話をし「お~い、ポンプに手が挟まったから助けに来てくれ~」と左手が挟まったまま右手でかけた。兄貴もインフルエンザにかかり高熱でも一日も休まず師走の忙しい時期を一緒に駆け抜けてくれた。
やっと自分がよくなったのに、今度はお前かよ!っと言いたげだったが「直ぐ行く」と電話を切った。
「僕の左手を知りませんか~♪」状態で、怖くて挟まった所を見れなかった。
手の感覚は全くなく、小池はあっちの方で掃除してるし・・・
恐る恐る手を見ると「ある」じゃな~~い。

速攻で小池を呼び、手元のポンプとモーターのベルトを外してもらおうと説明するも小池は「?」状態。
「おい!俺挟まってるのわかるよな?このベルトをこっち方向に強引に回し、外してくれ!」と言うと「はい!」と小池は言って俺が言った方向と逆に回しやがった・・・

「ぎゃーーー!!!おい!逆だよ逆!!取れちゃうよ。はははははは。行くぞ、せーーの!」
くるんと回り、手を見ると人差し指が普段とは違う方向を向いていた(笑)
小池に「あれ?小池、俺の指曲がってない??」と聞くとにやけながら「はい!親指に近くなってます」・・・
俺は耳を疑ったね。

その後、こりゃ兄貴待ってられんっと思い、カツに電話をし、軽トラを爆走し自分で病院に向かった。
こういう時に限って、赤信号が続く。
信号待ちでこりゃ~画像でも撮っておくかとパシャっと撮るも左手が震えていてうまく取れなかった。
血がドクドクと出るわ、指が感覚無いわだったが、何故か指があった安堵感で全然冷静で、自分で曲がった指をちょっと戻そうと頑張ったが無理だった。(グラップラー刃牙の花山薫なら余裕だろ)

病院に行き、ここでまた事件が・・・
医者が「指輪切っちゃいますね~」とスラっと言い切った。
「ちょっちょ、ちょっと待って下さいよ~~(アンタッチャブルばりに)」と言うと、「内出血が酷いから駄目。」・・・「実は、この前無くしたばかりで、2個目なんです。なんとか切らずに」と言うと医者と看護婦と僕とで30分ぐらいかけ、石けん付けて、むくみを移動させながら取りました。(この時看護婦の手つきがやばかった笑)
その後レントゲンや受付などやり、結局「自治医大に行って下さい」と言われ「おいおい!最初から言えよ~」っと怒ってやろうと思ったが、プラス受信のプラス受診と言うことで、怒らずその場を後にした。
この時、地元の後輩(よしあきの兄貴)と会い、「お~どうした~?」と言うと「やばいっす。ノロっす
!ノロ!・・・どうしたんですか?」と・・・
「指!・・・これ!・・・」というと「え!・・・トモキさんの方が大変っすね~」とお互い頑張ろうぜと励まし合った。

その後、一度会社に戻り、車を置きに行きみんなに指をみせてやったw
「トモキさん!自然にピースになってますよ~」っとわ笑わせてもらった。

自治医大に行き、もう一度レントゲン。
脱臼しているところをグリグリ入れられ、結局「都賀病院に手の名医がいるから1/4に精密検査して下さい」だって。しかも「靱帯が切れてる可能性があるから手術かも?」っとあやふやな事を言われた。

まぁ何はともあれ不幸中の幸いとはよくいったものだ。
しかも管理者として本末転倒の話。

まぁ俺でよかった。

気を付けましょう!
てて2

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