生と死・再会と永久の別れ

先日、先輩の父親が自ら命を落とした。
その父親は、私も小さい頃からお世話になっていた、おじさんである。
私の家の両親と親戚以上(遠い親戚らしいが)の家族での付き合いをしていた。
そのおじさんは、私の父親とは無二の親友と言うべきか、悪友と言うべきか・・・
20年以上もギャンブル三昧を共に過ごした仲なのだ。
自ら命を落とす・・・
残された家族にはこれほど残酷なことはない。
ちなみに、この方の次男さんは亡くなる一週間前に結婚式を済ませたばかり。(もちろん私も出席)その結婚式では、両家の代表挨拶でそのおじさんは、眼を瞑りながら、言葉を詰まらせながら、挨拶をした。その姿を観て、私は自分の父親とダブってしまい、何故か涙が止まらなかった。
まさかこんな事になるとは・・・
私は、おじさんが亡くなられた日、あの日いなくなった父親と再会した。
顔を見た瞬間、怒りが込み上げてきたが、痩せこけた身体、窪んだ眼、青白い唇、以前の筋骨隆々の面影は・・・
もちろん、ガンを患っていた為、身体も自由が効かなく、大変な日々を送っていることだろう。
お通夜の席でも、兄貴、俺、親父とバラバラに会場に来たのにもかかわらず、大勢列席者がいるのにもかかわらず、3人横一列で座るとは・・・
これも、何かの縁の仕業でしょうか・・・
本日、告別式も終わり、当分会うこともないだろう・・・
まだまだ許せるほど人間が出来ていないから、胸が晴れることはないが、親父には健康で長生きして欲しいっと心から思った。
兄弟仲良く共に力を合わせ、カツや善隆などファミリーにも支えられ、一手一つに頑張っていくから、親父も頑張って【活き・生き】てほしい。
亡くなられた方のご家族の心中は、私には計り知れないと思いますが、とにかく心倒れず、頑張って欲しいっと強く強く思う。
ご冥福をお祈り致します。

PS、こんな事カミングアウトするつもりはなかったが、まぁいいかなぁっと思ったので、書いてみました。
これがリアル。

—–

Leave a Reply

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA