奈良少年刑務所へ

今日は、いにしえの国、奈良へきています。

さ、寒いです。

7年前に修行しにきたなぁ~。

あの時も真冬で寒かったっけ~。

懐かしさに浸る暇もなく、てっぺん大嶋さんたちと近鉄奈良駅待ち合わせで行かせて頂きました。

護送車に乗り、向かう先は奈良少年刑務所。
初犯の方が入る場所。
平均4年ぐらいの服役らしいです。
俺たちも知ってる様なニュースになった犯罪者もいるみたいです。

photo:01


103年の歴史がある刑務所です。

塀は高いし、中は寒いし、厳しい環境ですが、テレビもあるし、ラジオも普通に流れてるし、中々自由はある様です。

photo:02


ここにいる事実は変わらない。

しかし、出てからが勝負で、
『あ~あの人は刑務所に入ってたから何やっても中途半端なんだよね』

と言われるか、
『あ~あの人は刑務所に入ってたから根性があって何をやっても諦めないし、人の痛みもわかるんだね』
と言われるか。

そう!
全ては自分次第。

親のせい、友達のせい、学校のせい、職場のせいなどにせず、全ての責任は自分の中に見つけることが、光に向かって歩んで行けるヒントになるはず。

出てから酒でも飲もうぜ!
と話しました。

色々な環境の中、育ってきたと思うが、それぞれ何らかの使命があって生まれてきたはずで、生まれもって悪い奴なんかいない。

1番辛かったことはなんですか?
と大嶋さんに質問され、
『同じ女に7回振られたり、目眩が止まらず入退院を繰り返したり、先輩に拉致されてリンチされたり、闇金などに監禁されたりしたけど、振り返ってみれば、1番辛かった事は、母親が毎日泣いている事でした。だから親父が憎かった。だから親父が消えてくれないかと思っていた』と話した時に、すすり泣きする受刑者もいました。

憎くて憎くて恨んでいた父親とも今は、和解し、たまに酒を飲む様になり、必ず分かち合える日が来るよ!って。

俺は幸せで、大体の人は、亡くなってから、あ~すればこうすればとなるが、親父が生きてるうちに色々な話が出来て良かったです。

そして、しっかり笑いもとってきましたよ!

やはり愛が全ての答えだなぁと再確認出来ました。

行き帰りの車中で、本も読めたし、資料も整理出来ました。

うちの社員も今度連れて行ってあげよ。

今、新幹線の中なんだけど、隣の酔っ払いが寝てて首がコックリコックリ俺の方に寄りかかってきます(笑)

iPhoneからの投稿

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